台湾の年間イベント

台湾の年間イベント


台湾の祝祭日は旧暦(農歴)を使用しているおり、毎年お正月(春節)や祝祭日の日付が変わります。
各種イベントは台湾の文化に直接触れることのことのできる良い機会ですので、ぜひ積極的に参加してみてください。
 
〇中華民國開國紀念日 1月1日
台湾の新年は旧暦でお祝いするため、毎年祝日は1月1日のみです。
 
各地で年越しカウントダウンイベントなどが行われます。なかでも台北101ビルのカウントダウン花火が有名。このイベントは、日中から交通規制がはいり、大変混雑する人気行事です。
 
〇春節 旧暦1月1日
旧正月の元旦に当たる日で、台湾の三大節句の中で最も盛大なのがこの春節です。台湾ではこの時期が正月休みにあたります。。また台湾ではこの旧暦の年末に各地でセールが催されます。
 
また、春節は台湾中が帰省ラッシュとなり、様々な交通機関のチケットが取れないだけではなく、道路交通も大渋滞。ホテル料金も割高になり、さらに殆どの店、レストラン、屋台、銀行、郵便局などが休みになってしまいます。
 
〇和平紀念日2月28日
民族紛争のない平和な日々を祈願する祝日です。
 
〇元宵節 旧暦1月15日
春節から数えて15日目が、日本の小正月に当たります。各地で様々なランタンフェスティバルが開催され、台北と高雄のランタンフェスティバルと、台湾観光局主催の台湾燈会(台湾ランタンフェスティバル)が盛大。
 
日本人に人気があるのは夜空に天燈を打ち上げる「平渓天燈祭」で、平渓郷の十分広場で開催。
 
〇塩水蜂炮 旧暦1月15日
旧暦の1月15日に行われる、台南の名物お祭り。爆竹とロケット花火が飛び交うという、あまりにも危険なお祭りとして有名。見物するのも命がけで、フルフェイスのヘルメットにマスク、首には濡らしたタオル、耳栓、手袋、厚手の上着、デニムと完全防備が必須。
 
〇陽明山花季 2~3月
台北市郊外にある陽明山はツツジ、桜、桃の花などのお花見の名所。開花時期に合わせて、陽明山フラワーフェスティバルが開催されます。
 
〇九族桜祭り 2月頃
南投県の九族文化村では毎年盛大な桜祭りが催されます。日月潭湖畔には100本の山桜、九族文化村内には2,000本の緋寒桜が植えられています。
 
〇清明節4月5日
台湾のお盆で、祖先のお墓掃除などを行います。この時期は日本のお盆同様、台湾内も帰省ラッシュ。
 
〇労働節 5月1日
いわゆるメーデーです。各大都市でデモ行進やデモ集会が行われます。交通規制等が行われるため注意してください。
 
〇母親節 5月の第2日曜日
母の日。母の日にはお母さんを囲んで外食をするのが台湾の習慣。当日、もしくは前後の週末はレストランは混み合うのでご注意を。
 
〇端午節 旧暦5月5日
台湾の三大節句の1つ。
 
この時期は各地でドラゴンボートレースが開催されます。ドラゴンボートレースとは龍の形をした細長いボートに18人の漕ぎ手、舵取り1人、太鼓が1人、フラッグキャッチャー1人の計21人が乗り込んで、500m先のゴールにあるフラッグを目指す競技で、先にフラッグを取ったチームが勝ち。
 
また、端午節には粽(ちまき)を食べる習慣があるので、豚の角煮や椎茸、栗など をもち米で包んだ具だくさんの粽をぜひ食べてみてください!
 
〇父親節 8月8日
父の日。母の日同様、父の日も当日あるいは前後の週末にレストランで外食をする家族が多いです。
 
〇七夕情人節 旧暦7月7日
旧暦の七夕ですが、別名チャイニーズバレンタインとも呼ばれ、男性が好きな女性に花束をプレゼントしたり、デートに誘ったりと、街では小さなヌイグルミやチョコレートを差し込んだ花束があふれます。
 
〇中元節 旧暦7月15日
旧暦の7月は鬼月と呼ばれ、あの世の門が開き鬼(先祖の霊ではなく、無縁仏や悪霊のこと)が帰ってくる月とされています。中元節の日、一般家庭やお店では外に台を置いてお供え物と、線香を焚いて鬼供養をします。
 
〇中秋節 旧暦8月15日
三大節句の1つ。家族円満を願い一家団らんするほか、街のいたるところでバーベキューをしながら月見を楽しむ人たちで賑わいます。
 
また中秋節には月餅を贈りあう習慣があるため、人気のお店ほど朝から長蛇の列に。またこの中秋節も帰省する人が多いため、様々な交通機関には注意しましょう!
 
〇教師節 9月28日
孔子の誕生日ですが、教師節とも言われています。お世話になっている先生に感謝のカードを贈る生徒もいます。
 
〇国慶節 10月10日
国家記念日。国を挙げての式典やパレードなどが一日中繰り広げられます。
 
〇冬至 12月22日
台湾では冬至に湯圓と呼ばれるお団子を食べて、一家団らん、家族円満を願います。